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34件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1981-05-07 第94回国会 衆議院 社会労働委員会 第13号

少なくとも、先ほど指摘しましたように、基本懇答申内容自体が、原爆被爆者だけにしぼって議論された結果かしれませんが、どうも私どもから見ると、基本懇結論として出されたものを見ると、そういう議論の経過というものが全然突っ込んでやられていないで、一般戦争犠牲者に対してどのようなあり方が一番いいのかということの中から出てきた結論でないという感じですから、そういう点では余り基本懇にこだわられることは非常に残念

小渕正義

1978-06-06 第84回国会 参議院 社会労働委員会 第16号

特に問題になりますのは、一部で原爆被爆者に対する援護国家補償精神に基づいて行うことが、一般戦争犠牲者補償にも波及すると恐れている向きの発言がございますが、本来、国家補償精神によって、戦場と化した国土における戦争犠牲者に対する援護法があって、さらにその被害特異性にかんがみ、手厚く原爆被爆者対策がなされるべきであるにもかかわらず、今日いまだに放置されたままの一般戦争犠牲者に対して何の措置も講じてないものが

片山甚市

1975-06-24 第75回国会 参議院 社会労働委員会 第19号

昭和三十二年以前の原爆被爆者戦没者のことは把握していない状態であり、ましてや一般戦争犠牲者調査についてははなはだ不十分であります。一般戦災者についても国としての補償の責任があることは当然のことであり、国の身分関係のあるものを手厚くし、他は社会保障の範囲で処理しているのは戦後処理方針に誤謬があるのではないかと思います。

浜本万三

1975-06-17 第75回国会 参議院 社会労働委員会 第18号

当然一般戦争犠牲者皆さんにもそれだけの補償はしていただきたい。しかし、私はさっきもつけ加えましたように、われわれもがまんする。特殊な、いま国内で話題になるような被害を受けたわれわれもがまんします。したがって、一般戦争犠牲者皆さんとバランスのとれた補償だけはしていただきたい。ただし、被爆者遺族は、さっき申し上げましたようにほとんどが被爆者であります。

鈴木美秀

1975-06-17 第75回国会 参議院 社会労働委員会 第18号

中には漏れる方もあるかと思いますけれども、大部分の爆死者遺族被爆者であるということから、被爆者の、いま先生のお言葉にありました被爆生存者のこの対策を十二分にやっていただきますならば、遺族年金までもお願いしなくても済むのじゃないか、これは一般戦争犠牲者に及ぶということをたびたび厚生省の方々からも、あるいは先生方からもお聞きしております。

鈴木美秀

1975-04-23 第75回国会 衆議院 社会労働委員会 第14号

他の一般戦争犠牲者と切り離しましてこうした特別の施策を進めてきたことについての評価が全くないということになりますれば、私どもとしてはまことに残念であります。ことに私は、さっき申しましたように、この二法の制定に熱意を燃やし、また心からあの被爆者に対してお気の毒であるというふうな気持ちから今日までこれを手がけてまいってきたわけであります。

田中正巳

1975-04-23 第75回国会 衆議院 社会労働委員会 第14号

田中国務大臣 冒頭申し上げましたとおり、原爆被爆者に対しては、特別な事情がございますが、他の一般戦争犠牲者と違って、今日このような措置をとっているわけでございまして、その理由は、さっき申したように、放射能を多量に浴び、今日までなお健康ないしは肉体上の障害というものを顕在ないしは潜在的に持っているということに着目をしてやっていることでございますので、こうした二法の範疇の中でもって、私どもとしては施策

田中正巳

1975-03-25 第75回国会 参議院 社会労働委員会 第8号

したがって、これは日本だけでなしに諸外国におきましても一般戦争犠牲者に対する援護行政というものが行われておるというふうに伺っておるわけでございますが、戦後三十年たった今日、そういう考え方に立ちまして一般戦争犠牲者に対する援護体制援護制度というものを推し進めるために諸外国のこの種問題について研究をされておるかどうかということにつきましてお尋ねをいたしたいと思います。

浜本万三

1975-03-18 第75回国会 参議院 社会労働委員会 第6号

そこで、これまでにも先ほどお話があったように、一般戦災者のうちでも、たとえばまあ警防団でありますとか、医療従事者でありますとかいうように、特別に国との身分関係があった者だというふうに考えられるものを国家補償対象にいたしまして援護措置が講じられておるわけでありますが、現在のところ一般戦争犠牲者であるのに国家補償対象になっていない大きな犠牲者があるんじゃないかというふうに思います。

浜本万三

1969-07-01 第61回国会 参議院 社会労働委員会 第28号

そういう法的な処遇対象になります方々以外の犠牲者の問題につきましては、これはもう御指摘のように、戦後二十四年を経た今日におきまして、やはりそれぞれのニードに応じての処遇というものを振り返って考え、そしてここで整理をするというふうな立場に立つべきであるというふうに考えておるわけでございますが、援護法立場からいたしますものにつきましては別といたしまして、一般戦争犠牲者の問題につきましては、そういうふうな

実本博次

1967-07-11 第55回国会 参議院 社会労働委員会 第22号

それから、そういう強制配置というよりは、国家命令戦闘参加、たとえば戦争末期におきます沖繩住民のように、直接軍の命令によりまして戦闘に参加した人々、こういったグループの方々を準軍属として処遇いたしておりまして、いわゆる一般戦災者のような、この戦争によります一般戦争犠牲者というものについてはこの法律では処遇いたしていないところでございます。

実本博次

1966-06-01 第51回国会 衆議院 社会労働委員会 第41号

○実本政府委員 いまお尋ねの準軍属につきましては、軍人軍属と同様に、戦争によります被害を受けられてなくなられたものであることにおきましては何ら変わりはないわけでございますが、御承知のごとく、この援護法におきます準軍属処遇軍人軍属処遇と全く同等にしてまいるといいますことは、その国との関係におきます身分関係の差異ということが一つ、それから一般戦争犠牲者との均衡ということが一つ、そういう点を考え合わせますと

実本博次

1965-03-19 第48回国会 参議院 本会議 第10号

なぜ見送ったかといいますと、交通手当の問題と葬祭料の問題につきましては、一般戦争犠牲者との権衡の問題がございますので、認めなかったわけでございます。なお、原爆病院増床につきましては、三十五年度に長崎の原爆病院厚生年金還元融資で二百床の増床が行なわれたわけでございます。こういうように融資によってできるということでありますので、認めなかったわけであります。

田中角榮

1964-06-09 第46回国会 衆議院 内閣委員会 第42号

というのは、臨時恩給等調査会報告書の中にもございますように、恩給法対象外にある者を戦争犠牲のゆえに恩給法のワク内に取り入れることは、一般戦争犠牲者との関係もあり、適当でない、こういう答申がなされたにもかかわらず、恩給法対象外にある者をすでに取り入れておる。これは基準を政府みずからも破っておる。

村山喜一

1964-03-27 第46回国会 参議院 予算委員会 第19号

原爆によって障害を受けられた方々に対しては、一般戦傷病者の場合以上に肉体的にも精神的にも、後々まで影響するところがはなはだしいという点で、これが医療並びに健康管理の面で、できるだけの援護措置を講じているつもりであるが、生活面援護までは、財政上、また一般戦争犠牲者との振り合い上、できかねている。原爆障害者は全国で約二十六万人と承知しているが、その方々生活の実態まではわかっていない。

鈴木一弘

1962-04-19 第40回国会 参議院 社会労働委員会 第21号

徴用工等の準軍属は、国との身分関係において軍人軍属とは異なっているので、これに軍人軍属と全く同様な処遇をするということは、他の一般戦争犠牲者との均衡上、適当でないという臨時恩給等調査会報告にかんがみ、準軍属に対する傷害年金の額を、軍人軍属のそれと同額ないし大幅な引き上げを行なうことは相当問題であると考えているが、今後慎重に検討いたしたいのでありますと、以上のような趣旨を大臣は述べておるのでありまするし

森田重次郎

1962-03-10 第40回国会 参議院 予算委員会 第10号

したがって、恩給法で処理するというわけにいかぬということになるわけでありますが、御承知と思いますが、政令でさきに設けられておりました臨時恩給調査会が、三十二年に答申いたしまして「恩給法対象外にあるものを戦争犠牲のゆえに恩給法の枠内にとりいれることは、一般戦争犠牲者との関係もあり適当でない。」こういう答申をいたしております。

小平久雄

1958-04-23 第28回国会 参議院 内閣委員会 第33号

社会保障即救貧であるという考え方は、かえって旧軍人遺族方々と国民との関係を分裂させるもので、お気の毒な遺族傷病者立場をかえって不幸にするものと、われわれは考えるわけでありまして、まして、今次大戦犠牲となった一般戦争犠牲者は、今のような政府のやり方でいきますと、いつの日に国家施策によって処理されるかわからない状況にあるわけであります。  

田畑金光

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